要らない書類を処分して欲しい場合には、「破棄していただけますと幸いです」と言って頼むことがあります。
契約破棄にも必須なこの表現の、正しい用法などを確認してみることにしましょう。
「破棄していただけますと幸いです」とは?
不要になった書類を破り捨てたり、契約を取り消すことについて相手にお願いし、実現したら嬉しいことを伝える丁寧な表現です。
「破棄していただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
顧客との間で以前に作成した書類については、不要になったら破棄する必要があります。
また過去に交わした契約についても破棄の必要性は出てくるでしょう。
その時に「破棄していただけますと幸いです」と伝えて、処理することをお願いすることになります。
書類や契約の破棄は重要なことなので、具体的に破棄するものは何かについて、相手に確実に伝えなければいけません。
またこの言い方だと確実に破棄してもらえない可能性があるので、「完全に」などを付けてみると良いです。
「破棄していただけますと幸いです」を使った例文
・『必要書類は更新しますので、以前の書類は完全に破棄していただけますと幸いです』
・『弊社サービスに移行するにあたり、これまでの他社の契約は破棄していただけますと幸いです』
「破棄していただけますと幸いです」の類語や言い替え
「破棄していただくようお願いいたします」は、相手に頼むことを表す「お願い」を用い、丁寧に言い表しています。
「破棄をお願い申し上げます」は、相手に破棄を頼むことについて、言うの謙譲語「申し上げます」を使った丁寧な表現です。
「処分していただけますと幸いです」は、手放したり捨てる意味の「処分」により、書類を破棄するようお願いする言い方となります。
まとめ
不要な書類を捨てたり契約を取り消すことを相手にお願いする時、「破棄していただけますと幸いです」というのでした。
書類は重要なので、破棄するものが何なのか明確に伝え、確実な破棄をお願いする必要があります。
言い換えるなら、「お願いいたします」を使う形などが適切です。