「ご一読賜りますようお願い申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご一読賜りますようお願い申し上げます」とは? ビジネス用語

ここでは「ご一読賜りますようお願い申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご一読賜りますようお願い申し上げます」とは?

「ご一読賜りますようお願い申し上げます」は、それに一通り目を通して欲しいという意味で用いる表現です。

「商品カタログをお持ちしましたので、ご一読賜りますようお願い申し上げます」のように使われており、この場合には営業として、それに目を通してもらうことで販売に繋がればと思って用いている例になります。

このように、何かしらの目的があって使う表現ですが、ビジネスに関わること以外でも問題なく、「参加者のリストを作りましたので、ご一読賜りますようお願い申し上げます」などと使われることも多いです。


「ご一読賜りますようお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご一読賜りますようお願い申し上げます」は、とても丁寧に先の意味で使われている表現です。

よって、口語で用いるには向いておらず、その目を通して欲しい何かと一緒に文章で使われています。

メールでこのように用いて、対象をファイルとして添付する、または郵送などで送付するそれの案内状に使うという具合になり、口語で用いる時には「目を通していただけますか」などとするといいでしょう。

「ご一読」としている時点でそちらで使うには向いていないので、同じくその言葉ではない「ご覧いただけますか」などと用いてもいいでしょう。


「ご一読賜りますようお願い申し上げます」を使った例文

・『来週の予定表が出来上がりましたので、ご一読賜りますようお願い申し上げます』
・『弊社の新製品のご案内をお送りいたします。どうぞご一読賜りますようお願い申し上げます』

「ご一読賜りますようお願い申し上げます」の類語や言い替え

・『ご一読をお願いいたします』
元の「ご一読賜りますよう〜」では堅過ぎてしまうと思った時には、このように使うのがおすすめです。

こちらでも丁寧な表現になり、そこまで仰々しい用い方ではないため、社内や身内の間で使う時にはこのようにするといいでしょう。

まとめ

「ご一読賜りますようお願い申し上げます」は、その対象に目を通して欲しいという意味になります。

それを見て欲しい、読んで欲しいという場合に用いられており、とても丁寧に文章でそのように伝えるために使われている表現です。

タイトルとURLをコピーしました