「お話させて頂き本当に楽しかったです」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お話させて頂き本当に楽しかったです」とは? ビジネス用語

今回は「お話させて頂き本当に楽しかったです」という表現について解説していきます。

正しい敬語なのでしょうか?詳しく見てみましょう。

「お話させて頂き本当に楽しかったです」とは?

「お話」は、名詞の「話」に丁寧語の「お」をつけたものですが、正しい表記は「お話」「お話し」のどちらなのでしょうか。

この場合、「お〜させて頂き」という謙譲語表現とセットで使われていることから、名詞の「お話」ではなく「お話し」という動詞の方が正しいでしょう。

また、「させて頂き」は補助動詞(他の語に続いてその意味を補う役割がある)のため、本来「させていただき」とひらがな表記にするのが正しいです。

つまり正しい表記は「お話しさせていただき本当に楽しかったです」となり、意味は「あなたと話すことができて心から楽しかったです」となります。


「お話しさせていただき本当に楽しかったです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

では、「お話しさせていただき本当に楽しかったです」はどのように使うのが正しいのでしょうか。

「お話しさせていただき本当に楽しかったです」というフレーズは、ビジネスシーンでは話してみたいと思っていた相手と話すことができた、そして楽しい時間を過ごすことができて実に良かった、という気持ちを相手に伝えるために使います。

「させていただき」という表現は注意が必要ですが、「お話しさせていただき本当に楽しかったです」の場合は文化庁が定めている「相手もしくは第三者の許可を得ているか」「それにより自分が恩恵を受けるか」という2つの条件を満たしていると言えるので、正しい表現です。

自分が楽しい気持ちになった、そして話をする機会、時間をくれたことに対して感謝の気持ちも同時に示す言葉です。


「お話しさせていただき本当に楽しかったです」を使用した例文

『先日のパーティーではお話しさせていただき本当に楽しかったです』
『このような会を開催していただき、またお話しさせていただき本当に楽しかったです』
『今日はお話しさせていただき本当に楽しかったです、またお会いできるのを楽しみにしております』

「お話しさせていただき本当に楽しかったです」の類語や言い替え

「お話しさせていただき」「お話しできて」「お話しすることができて」としても良いでしょう。

「本当に」は同じく強調する意味の「とても」「実に」などに言い替えられます。

まとめ

「お話しさせていただき本当に楽しかったです」は、話をしたいと思っていた人と話すことができた時、楽しい時間を過ごすことができた、そして話をしてくれたことに対して感謝をする、という二つの意味を相手に伝える言葉です。

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