この記事ではビジネスシーンで使われる「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」という言葉に付いて解説します。
「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」とは?意味
「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」とは相手が挨拶しに自分あるいは自分達の所まで来ると言っていたいう意味です。
会社や店の建物がある場所に直接来るということもあれば、もっと大まかに遠方から自分のいる地方までやって来るということを指す場合もあります。
「ご挨拶にお越しいただける」の部分が相手が来るという意味で、「とのこと」が相手がそう言っていたという意味になる言葉です。
「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手が挨拶しに来ると、他の人に伝えるために使われる言葉です。
またその他の人というのも、基本的に上司や同僚部下のように相手に訪問される側の相手に使われます。
挨拶に行くと発言していた人に対して、それを誰かから聞いたという意味で、そのお礼を言うために使うこともありますが、そういう使い方をする機会はそれほど多くないでしょう。
「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」を使った例文
・『週明けに取引先様がご挨拶にお越しいただけるとのことなので、スケジュール調整しておいてください』
・『ご挨拶にお越しいただけるとのことで、ご足労いただき至極恐縮です』
「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」の類語や言い換え
ご挨拶の部分は用件によりいくらでも変わるので、「お越しいただけるとのこと」という部分の言い換えを覚えることが重要です。
相手が来るということをご訪問と言い換えて「ご訪問いただけるとのこと」としたり、相手が来る場所が会社だと限定できる言い回しとしては「ご来社いただけるとのこと」と言い換えられます。
また来ると言っていたことを本人ではなく他の誰かから聞いたという意味では、とのことと言うより「お越しいただけると伺った」とした方が丁寧な表現になるでしょう。
まとめ
相手がわざわざ出向いてくるのに周知できていなかったり対応が不十分であれば、それはとても失礼になります。
そのため相手が来るという情報は共有しておく必要性が高く、「ご挨拶にお越しいただけるとのこと」は情報共有のために必ず覚えておくべき表現です。
