この記事では「当店では一切の責任を負いかねます」について解説をします。
「当店では一切の責任を負いかねます」とは?意味
私の店では責めを負うことはできません、という意味です。
「当店」はこの店を意味します。
この言葉を伝えている人の店を指しています。
「一切」は後に打消しの語をともなって、まったく、全然という意味です。
「責任」は自分が行った事柄の結果について責を負うことをいいます。
「負い」は「負う」のことで、身に受ける、自分で引き受けるという意味です。
「かねます」は「〜しようとしてできない」という意味になります。
「当店では一切の責任を負いかねます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の店では責任をとれないときに伝えます。
何か問題が起こったとき、責任は誰がとるのかをはっきりさせておくことが大切です。
誰が責任をとるのかはっきりさせておかないと、当事者間でトラブルになります。
そういったことを回避するために、問題が起こる前に、責任は誰がとるのかをはっきりさせておきましょう。
この言葉をあらかじめ伝えておけば、何かあったときでも話し手側が責められる可能性が低くなります。
たとえば、店の駐車場で客同士のトラブルがあったとします。
こういった事態が発生をしてもこの言葉を伝えておけば、客同士で問題を解決してもらうことになります。
ただし、あきらかに自分側が悪いときは責任をとらなければなりません。
たとえば、店員の不注意で客に接触してしまい、客にケガを負わせたといったときです。
「当店では一切の責任を負いかねます」を使った例文
・『当店では一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください』
「当店では一切の責任を負いかねます」の返答や返信
店では責任をとってくれないことを覚えておきましょう。
駐車場でトラブルがあったり、店で盗難にあったりしても、責任はとってもらえません。
自分で気をつける必要があります。
盗難などの場合は店に訴えるのではなく、警察に連絡をしてください。
まとめ
この言葉は、話し手の店では責めを負わないこと知ってもらうために伝えるものです。
責任をはっきりさせておかないと、トラブルになる可能性があります。
店では責任をとれないなら、そのことをはっきり伝えておきましょう。