ここでは「発注させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「発注させていただきます」とは?
「発注させていただきます」は、その相手に何かの注文をするための表現です。
「では、○○を2ケース発注させていただきます」のような用い方になり、この場合には商品の注文として使っています。
何かしらの商行為になる注文を指して用いられますが、金銭が発生すれば「この仕様でプログラムを発注させていただきます」といったように、対象になるものはソフトウェアや記事のライティング内容などでも構わず、物体として存在するものでなくても問題ありません。
「発注させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「発注させていただきます」は、そうさせてもらうと使う表現になります。
よって、基本的にはこのように使った時点でその注文を行っていますが、語尾に「が」と続けると、「あと○○円ほど値下げしてもらえるなら発注させていただきますが、それは可能でしょうか」などといった用い方をすることができ、この場合はその時点ではまだ注文していません。
また、「発注させていただきますが、いつ頃こちらに届きますか」とすれば、注文を行うと同時にその納期になるものを訊ねることもできます。
「発注させていただきます」を使った例文
・『これらの条件を満たしてもらえるのであれば、是非発注させていただきます』
・『追加で○個発注させていただきますが、△日までにこちらに送っていただけますか』
「発注させていただきます」の類語や言い替え
・『購入させていただきます』
「発注させて〜」は、先のように商行為になる取引に対して使う表現のため、この「購入させて〜」としても同じ意味になります。
物体になるものでなくとも用いることができるので、言い替え表現になりますが、それ以外のサービス類などの場合にはあまり向いていないので、無理にこちらにする必要はありません。
まとめ
「発注させていただきます」は、何かを注文したいという意味で使われます。
商品と呼べるものが対象になると考えてよく、金銭が発生する内容に対して用いられ、こうなればそうする、そうするがいつになるか、といったような使い方もできる表現です。
