「お世話をおかけして申し訳ありません」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お世話をおかけして申し訳ありません」とは?
「お世話をおかけして申し訳ありません」とは、ビジネスの場において「ご面倒をおかけしてしまいまして申し訳ございません」あるいは「問題を引き起こしてしまい大変恐れ入ります」などという意味合いで用いられている文言です。
取引先や顧客などに向けて、業務上で手間や負担などをかけさせてしまった旨を詫びる場合に使われている表現で、こちらのせいで相手に必要以上に時間を使わせてしまったことについて陳謝する際に使用されています。
「お世話をおかけして申し訳ありません」とはのビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お世話をおかけして申し訳ありません」とは、ビジネス上で取引相手や得意先などから力を貸してもらったり、業務上協力してもらったりした場合などに使われている言い回しです。
「お手数をおかけしてしまい申し訳ございません」または「お仕事を増やしてしまいまして恐縮でございます」などというニュアンスで使われており、こちらの利益や業務などのために最大限尽力してくれた相手に対して丁寧に謝意を伝えたい場合に用いられている文言です。
「お世話をおかけして申し訳ありません」を使った例文
・『お世話をおかけして申し訳ありません。発注いただきました商品ですが、現在入荷待ちの状況でございますので、もう少々お待ちいただけますようお願いいたします』
・『本日予定しております打ち合わせの時間に少々遅れそうでございます。お世話をおかけして申し訳ありませんが、1時間ほど開始時間を延期させていただけますと幸いでございます』
「お世話をおかけして申し訳ありません」の類語や言い替え
・「大変ご面倒をおかけして恐れ入りますが」
・「ご負担をおかけしてしまい申し訳ございませんが」
・「不躾なお願いとなり恐縮ではございますが」
まとめ
「お世話をおかけして申し訳ありません」とは、ビジネスの場において「弊社のためにご尽力いただきまして申し訳ございません」などという意味合いで用いられている文言です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じてうまく使いこなすようにしましょう。
