時には長期にわたり仕事を休む機会があるものですが、その際には「復帰させていただきます」とのフレーズがよく聞かれます。
復帰する時には必須な表現ですが、使い方に気をつけねばいけません。
どのように使うべきかなどを確かめていきましょう。
「復帰させていただきます」とは?
長く休職した後に会社の許可を得た上で元の職場へと戻ることを、関係する人々に伝える時の表現です。
「復帰させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
急な病気や怪我、あるいは産休などを理由とし、長期間会社を休む状況があります。
長くなるほど復帰する場合に口頭やメールなどでの挨拶が必要ですが、その中で「復帰させていただきます」を使うことが可能です。
この挨拶をすることで、迷惑をかけたことの謝罪、再び仕事ができる感謝の気持ちを伝えることができます。
挨拶では「ご無沙汰しております」など久しぶりであることや、「◯◯部の◯◯です」と所属や名前を伝え、何の理由で休職していたか、謝罪の言葉、「◯月◯日から復帰」などの必要情報を加えるのが基本です。
必要情報が欠けると、相手に伝わり辛くなるので注意してください。
復帰の挨拶は当日または前日に行い、少なくとも直属の上司には対面して述べる必要があります。
また数日や1週間程度の休職では大げさとなるため使わず、2週間や1ヶ月以上の休職期間があった場合に用いることが適切です。
「復帰させていただきます」を使った例文
・『長らくお休みをいただいておりましたが、◯月◯日より復帰させていただきます』
・『◯◯部の◯◯です。病気療養のために休職しておりましたが、本日付で復帰させていただきます』
「復帰させていただきます」の類語や言い替え
「復帰させていただくことをご連絡申し上げます」は、これが復帰連絡であることを伝える、うやうやしい表現となります。
「復帰することとなりました」は、復帰する状況になったことを丁寧に伝える言い方です。
「◯月◯日付けで復帰いたします」は、日付を加えて分かりやすくしています。
「復帰いたします」は、するの謙譲語「いたす」を用いたシンプルな表現です。
まとめ
会社を長期休んだ後、戻るにあたって使われるのが、「復帰させていただきます」とのフレーズです。
これは自分の所属や名前、謝罪、日付などの必要情報を付け加えたり、復帰の前日や当日に使い、1週間程度では使わないなど多数の気をつけたい要点があります。
間違わないように使ってみましょう。