「しばしお待ちください」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「しばしお待ちください」とは?
このフレーズは、「少しの間、待ってください」「今すぐではないけれど、さほど時間をかけないようにするので待っていてください」という意味合いの言い回しになります。
相手に少しの間待ってもらう際に便利な表現ではあります。
ただし、どのくらい待つかは使用する場面・シチュエーションによって異なります。
「しばし」は「しばらく」「少しの間」という意です。
「お待ちください」は「待つ」の連用形「待ち」に尊敬の意を表わす接頭語の「お」と補助動詞「ください」が付いて目上の人に「〜してほしい」という気持ちを伝える表現です。
このフレーズは、少しの間待っていてほしいという気持ちに加えて、こちらの都合で待たせていることに対する申し訳ない気持ちも表わし、さらに待つ時間はそれほど長くはないことを伝える表現です。
「しばしお待ちください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズの具体的な使用場面として、まずは受付など対面で応対する際に使用します。
受付などで言われた場合は、その場で待つことになります。
用件を担当者に伝えて、受付まで出向いてもらいますので、その時間が待ち時間となります。
また、問題点の解決提案のようなものの場合は、「しばし」とはいえ、数日や数か月といった期間を指す場合もあります。
お互いが共通認識で理解できる日程やスケジュールにするため、できるだけ明確に表示するようにしましょう。
それは、「しばし」がどれくらいの期間・時間を指すかは決まっておらず、言った本人の感覚に委ねられているという曖昧なところがあるからです。
「5分程度」「明日まで」「今月末まで」といった目安になる期間・時間を付加して伝えると、待ち時間が長くなる場合は相手も助かるでしょう。
「しばしお待ちください」を使った例文
・『夕食の準備ができるまで、しばしお待ちください』
「しばしお待ちください」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『少々お待ちください』
・『お待ちいただけますか』
・『しばらくお待ちを』
・『少し時間をいただけますか』
まとめ
このフレーズは使用するシーンによって解釈が異なります。
基本的には的を新しいものに代える手間分待ってもらうことになりますので、その情報が相手に正確に伝わるようにしましょう。
