人を褒め称えることに関する表現には、「めざましい活動」というものがあります。
めざましいは「目覚ましい」ですが、目が覚めるという意味ではありません。
実際はどんな意味なのか、どう使うかなども考えてみましょう。
「めざましい活動」とは?
目を見張る程に立派、素晴らしい、驚嘆するなどの意味がある「めざましい」を用い、そのような好ましい状態を持ちながら活気を持って働いていることを表します。
「めざましい活動」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
人物や企業などが、とても素晴らしい活動を見せていることがあります。
それについて話や文章の中で取り上げる際に、「めざましい活躍」と表現できるでしょう。
これにより相手を褒め称えたり、期待している旨を伝える効果があり、挨拶状の中やスピーチなどでも使われることになります。
誰のどんな活躍が目覚ましいのかという点を示すと分かりやすくなり、その目覚ましい活躍に対して「期待しています」など、思うことを伝えることも可能です。
「めざましい」の部分は、漢字で書くより、ひらがなにした方が柔らかな印象になる効果があります。
ただあくまでもこの表現は他人に対してのものであり、自分に対しては使えません。
しかし自社に対し述べるには適切です。
またこれは敬語ではないため、敬語に相応しい文脈の中で使う事が必要となります。
「めざましい活動」を使った例文
・『日本は戦後の高度経済成長期に、めざましい発展を遂げていました』
・『応援していた選手たちがめざましい活躍を見せたので、未だに気持ちが高ぶっています』
「めざましい活動」の類語や言い替え
「目を見張る活動」は、目覚ましいの意味の一つを用いたものであり、驚くほどに素晴らしい働きぶりを意味しています。
「素晴らしい活動」は、活動が群を抜いて優れているとの意味です。
「輝かしい活動」は、光り輝くように素晴らしい活動を表します。
「驚嘆するような活動」は、びっくりして感嘆する活動を意味する表現です。
活動の部分については、「活躍」「仕事ぶり」などにすることもできます。
まとめ
相手の素晴らしい活動を褒めたり期待する時に、「めざましい活動」を使うことができるのでした。
誰のどんな活躍が目覚ましく、どう思うかを併せて述べることも大切です。
「素晴らしい活動」などの表現もあるので、相応しい言い替えも検討してみてください。