この記事では、「今日はよろしくお願いします」の言葉の使い方について、詳しく解説しています。
「今日はよろしくお願いします」とは?
「今日は」は、今日当日であることを表し、「よろしくお願いします」は相手に頼み事をする際に用いられる言葉です。
「よろしく」は漢字で「宜しく」と表記される場合もあり、「宜しくお願いします」と表現することができます。
「お願いします」という言い方は丁寧語となっているため、目上の相手に対して用いても失礼にあたることはありませんが、より丁寧な敬語表現もあるため、相手の立場や状況に応じて工夫するケースが多くあります。
「今日はよろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社内外を問わず、他者との共同作業や仕事の依頼が行われるビジネスシーンにおいては、「今日はよろしくお願いします」が頻繁に活用されています。
「今日は」という時間的な表現が含まれていることから、今日当日に何か作業や対応が控えていることが分かります。
「よろしくお願いします」と相手にお願いの言葉を述べていますが、自分のその作業などに加わるケースや、全ての作業や業務を相手に任せるケースもあるでしょう。
したがって、その時々のシチュエーションに応じて、言葉の重みも変化することが分かります。
また、相手の立場や状況に応じて、敬語表現を工夫すべき場合も出てきます。
どのような表現が相応しいか考えてみましょう。
「今日はよろしくお願いします」の正しい敬語表現
一般的な表現としては、「今日はよろしくお願いいたします」という言い回しがとてもよく使われています。
また、「今日は」を「今日も」と言い換えるケースもあり、「いつもお世話になっています」というニュアンスを込めることができます。
ビジネスメールや文書などにおいては、「何卒(なにとぞ)」の一言を付けたし、「今日は何卒よろしくお願いいたします」といった表現がよく用いられます。
「今日は」を「本日は」と言い換えれば、よりフォーマルな表現に近づけることができるでしょう。
「今日はよろしくお願いします」を使った例文
・『遠方よりお集りいただきありがとうございます、今日はよろしくお願いします』
・『今日はよろしくお願いします、それでは会議を始めます』
・『今日はよろしくお願いします、あとはお任せします』
・『今日はよろしくお願いします、何かあれば連絡ください』
「今日はよろしくお願いします」の類語や言い替え
・『今日はお世話になります』
・『本日はお世話になります』
・『今日一日よろしくお願いします』
・『今日もよろしくお願いします』
・『本日もよろしくお願いします』
・『ご協力のほどよろしくお願いします』
まとめ
いかがでしたか。
相手や、複数の人たちと共に力を合わせるビジネスシーンでは、「よろしくお願いします」は、合言葉のように使われています。
たとえ身近な相手であっても、「今日はよろしくお願いいたします」とより丁寧な表現でさりげなく挨拶できれば、その後のコミュニケーションも円滑に進められるようになるでしょう。
