「増えてきており」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「増えてきており」とは?
「増えてきており」とは、ビジネスシーンにおいて「増加してきている状況でございます」または「膨れ上っている気配が感じられます」などという意味合いで用いられている言い回しです。
ビジネス上では、自社の営業担当者が取引相手や得意先などと業務についての話し合いなどを行うために打ち合わせや商談などを行うのが一般的とされていますが、それらの会合や集まりなどの際に複数の相手から同じような要望を受けたり、似たような意見などが数多く集まってきている場合などに使われている文言です。
「増えてきており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「増えてきており」とは、「異なるお客さまからの同じようなお声を頂戴しており」もしくは「増加傾向が見受けられているため」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上で関係各所と連携を取りながら進めていく必要がある業務においては、異なる部署や課、あるいは別会社などからの意見やアドバイスなどを聞くことが重要なポイントとなりますが、その流れの中で頻繁に同様の意見をもらったり、とある事柄についての需要が増えてきた場合などに用いられている文言です。
また、増えてきている理由や背景などについても、分かっている限りの情報を記しておく必要があるでしょう。
「増えてきており」を使った例文
・『弊社が取り扱っているサービスにつきまして、一部の機能を改善してほしいとのお声が増えてきており、現在対処すべく検討中でございます』
・『ご発注いただいております商品の増加に伴いまして、出荷作業に係わるミスが増えてきておりますので、間違いのないように改めて留意していく所存でございます』
「増えてきており」の類語や言い替え
・『増加している状況でございますので』
・『益々盛んになっておりますので』
・『需要が高まっている現状により』
まとめ
「増えてきており」とは、ビジネスシーンにおいて「増大してきているので」または「集まってきている状況によって」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて上手に使いこなすようにしましょう。
