「対象としたものです」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈
「対象としたものです」とは?
「対象としたものです」とは、ビジネスの場において「限定させていただいております」もしくは「該当者のみに限らせていただきます」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス上で自社が取り扱っている商品やサービスなどを値下げ販売したり、会員に限って特別な取り計らいなどをしてもらえる場合などに用いられている文言で、「条件に当てはまっている場合のみ」または「前提条件をクリアしている方に限って」などというニュアンスで使用されています。
「対象としたものです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「対象としたものです」とは、「ご利用いただく皆さますべてを対象としている訳ではございません」ないし「限定者のみへのサービスとさせていただいております」などという意味合いで使われている言い回しです。
商品やサービスなどを取り扱っている販売店や商店などにおいては、頻繁に値引きセールや特別売り出し期間などを設定して販売促進を図っていますが、それら催しものやイベントなどへの参加条件や対象となるお客さまなどについて言及したい場合などに用いられている文言です。
また、併せて対象となる方々の条件詳細や概要などについてもしっかりと提示しておく必要があります。
「対象としたものです」を使った例文
・『来週月曜日より新春お客さま感謝デーを開催いたしますが、値下げにつきましては売り場内の赤い値札が付いている商品のみを対象としたものです』
・『弊社のサービスをご利用いただけるお客さまは、事前の会員登録が済んでいる方のみを対象としたものです』
「対象としたものです」の類語や言い替え
・『条件に当てはまっている人のみが対象となります』
・『数量を限定して提供させていただいております』
・『参加者全員が資格をもっているというわけではございません』
まとめ
「対象としたものです」とは、ビジネスの場において「条件や前提などに適している方々のみが該当いたします」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて違和感のないように使いこなすようにしましょう。
