この記事では「いただいておりませんでしたので」について解説をします。
「いただいておりませんでしたので」とは?意味
もらっていなかったから、という意味です。
「いただい」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、贈られたり頼んだりして自分のものとする、頼んで手に入れるという意味があります。
「ておりません」は「ていない」を丁寧な表現にしたものです。
その状態ではないという意味になります。
「でし」は「です」のことで敬意を表す語です。
「た」は動作や存在の確認の意や、動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「ので」は、後に述べる事柄の根拠・動機・理由などが、前に述べた事柄であることを表します。
「いただいておりませんでしたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かをもらっていなかったので、ある行為をするときに使用をします。
何をもらっていなかったのかは、この前に述べています。
たとえば、機械を自社に導入をするとします。
この機械には保証書があります。
しかし、機械を持って来てくれた業者は保証書を渡すのを忘れていたようで、話し手はそれを受け取っていません。
保証書がないと、何かあったときに困ってしまうでしょう。
そのため、業者に連絡をして保証書を渡してもらうことにしました。
このときに、「もらっていなかったから」と伝えるためにこの言葉を伝えます。
「あなたは忘れていましたよ」と指摘をすると、嫌な思いをさせるかもしれないので、その点には触れないようにした方がよいでしょう。
「いただいておりませんでしたので」を使った例文
・『○○をいただいておりませんでしたので、ご連絡いたしました』
「いただいておりませんでしたので」の返答や返信
何かを相手に渡していなかったようです。
相手が持っていた方がよいものであれば、それを渡してください。
そのものを取りに来てもらう、自分から渡しに行く、郵便や宅配便で送るなど、渡し方はいくつかあります。
渡し忘れていたようならば、そのことへ謝罪があると望ましいです。
まとめ
この言葉は、何かをもらっていなかったときに伝えるものです。
相手が渡し忘れており、自分が持っていた方がよいものなら、渡すようにお願いをしましょう。