難しい文を知っていると「頭のいい人」と思ってもらえます。
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」の使い方を見ていきましょう。
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」とは?
この場合の「事業」は、相手先の業務をあらわします。
また「益々の」は「より一層」という意味があり、拡大していく事業を指しています。
「ご繁栄を祈念いたしております」は相手の繁栄を心から願う、このようなニュアンスが含まれています。
先方の会社の幸せを願う、前向きな文といえるでしょう。
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
事業されている方に、はなむけの表現を送りたいことがあります。
会社経営者の方に明るい文を送りたい時の言い回しが「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」です。
会社設立や上場のお祝い、オフィスの移転祝いなどに用いてみましょう。
一方で「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」は色々な敬語が混じっていて、読みにくいことも。
例えば「ご事業」を「貴社」そして「祈念いたしております」を「お祈り申し上げます」に直すと、読みやすい文になります。
全体の微調整をおこない、心がつたわる文を作成してみてください。
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」を使った例文
・『僭越ながら、ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております』
・『最後になりますが、ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております』
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」の類語や言い替え
似ている言い方に「益々のご活躍を祈念しております」があります。
より一層の活躍を願っている、ポジティブな言い方です。
「益々のご活躍とご健勝を祈念しております」と使えます。
言い替えの表現に「貴社のますますのご隆盛をお祈り申し上げます」があります。
覚えておきましょう。
まとめ
「ご事業の益々のご繁栄を祈念いたしております」を解説しました。
シーンにふさわしい表現を知って、お祝い言葉のスキルを上げていきましょう。
