「ご懇篤なるご弔詞」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご懇篤なるご弔詞」とは? ビジネス用語

使い方が難しい、ビジネス語もあります。

「ご懇篤なるご弔詞」の正しい意味と使い方を見ていきましょう。

「ご懇篤なるご弔詞」とは?

「ご懇篤」「ごこんとく」と読みます。

また「ご弔詞」「ごちょうし」あるいは「ごちょうじ」です。

ご懇篤は心のこもった行動、言動をあらわします。

また「弔詞」「お言葉」をいいます。

そのため「ご懇篤なるご弔詞」で、親切で丁寧なお言葉という意味があります。

おもに葬儀のシーンでつかわれる、参列者に対する感謝の言葉をあらわします。


「ご懇篤なるご弔詞」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ねんごろな行動を取ってくれた方に、お礼を伝える言い方です。

色々なシーンで使えそうですが、一般的には香典返しなどセレモニーの後に使う表現です。

おめでたい席で用いることは少ないので、祝賀会のお礼など、華やかな席では使わないよう注意しておきましょう。

また通夜や告別式に香典や供花を送ってくれた方のお礼に使うので、挨拶状とともに「香典返しの品物」をお送りするのが、習わしになっています。

失礼にあたらないよう、適切な手順を取っておきましょう。


「ご懇篤なるご弔詞」を使った例文

・『ご懇篤なるご弔詞を賜りまして、厚く御礼申し上げます』
・『この度はご懇篤なるご弔詞を頂戴いたしまして、心より御礼申し上げます』

「ご懇篤なるご弔詞」の類語や言い替え

似ている言い方に「温かいお言葉」があります。

結婚式とお葬式、どちらにも使える定番の表現です。

「この度は温かいお言葉を頂戴し、誠にありがとうございました」と記していきます。

また言い替えの表現に「お心のこもったご厚志」があります。

「ご厚志」「ごこうし」と読みます。

こちらも海のように深い思いやり、真心をしめしています。

「お心のこもったご厚志を頂戴し、深く御礼申し上げます」と使います。

覚えておきましょう。

まとめ

「ご懇篤なるご弔詞」を解説しました。

香典返しに用いられる、挨拶文です。

正しい使い方を知って、ビジネスの場に役立てていきましょう。

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