「実を申しますと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「実を申しますと」とは? ビジネス用語

この記事では「実を申しますと」について解説をします。

「実を申しますと」とは?意味

本当のことを言うと、という意味です。

「実」には、本当、真実という意味があります。

他にも実績、実体、うそ偽りのない心という意味も持っています。

「申し」「言う」の丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。


「実を申しますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、本当のことを話すときに用います。

前置きとして使う言葉です。

いきなり本当のことを言われた人は驚くことでしょう。

こういった前置きをしておけば、聞き手は心の準備ができるので、これから述べられる事柄を聞いたときの衝撃が少なくなると期待できます。

プロジェクトの進行状況を説明する場面で考えてみます。

Aさんはプロジェクトのリーダーを任されています。

責任のある立場で、上司への報告もAさんが行います。

計画を立ててプロジェクトを進めているのですが、本当のところ、予定通りに進んでいません。

伝えにくいのですが、このことを上司に報告しなければなりません。

こういったときに、まず前置きとしてこの言葉を伝えます。

この後には本当のことを伝えなければなりません。

「実」は本当、真実という意味なので、この後に述べる事柄を聞き手は本当のことだと思います。

嘘を述べてしまえば、さまざまな不都合が生じるでしょう。


「実を申しますと」を使った例文

・『実を申しますと、○○は明日までなのです』

「実を申しますと」の返答や返信

この後に述べられる事柄によって返す言葉が変わります。

たとえば、プロジェクトが予定通りに進んでいないとします。

その場合は、まず現在の状況を把握して、そして今後の行動を考えていきます。

予定意通りに進んでいないとイライラするかもしれませんが、冷静に対応をしましょう。

今まで知らなかったことを知らされると驚くかもしれません。

衝撃で冷静な判断ができなくなることもあるでしょう。

しかし、冷静さを失って行動してしまうと不都合が生じます。

不都合が生じないのように、まず落ち着いて、そして今後のことを考えてください。

まとめ

この言葉は、これから本当のことを述べるときに用いるものです。

こういった一言を伝えておくと、聞き手が受ける衝撃が和らぎます。

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