「無事の帰途をお祈りしています」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「無事の帰途をお祈りしています」とは?
「無事の帰途をお祈りしています」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「帰路におきましても問題などが発生しないようにお祈り申し上げます」あるいは「ご無事にお戻りになることができますようお待ちしております」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上で係わりのある取引相手や得意先などの担当者が自社に来社してくれたり、出張などでこちらの元まで足を延ばしてくれた場合などに使われている文言で、関係者の帰り道や道程などの安全を祈ったり願ったりする際に使用されています。
「無事の帰途をお祈りしています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「無事の帰途をお祈りしています」とは、「お帰りの際のご無事もお祈りいたしております」または「最後まで安全にご注意をしてお帰り頂けますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている言い回しです。
複数の会社や組織などと共に同じ任務や事業などを進めていく過程では、関係者同士で密に話し合いを行いながら取り組んでいきますが、先方がこちらの場所まで来てくれたり、指定したところまで訪問してくれた場合などの帰り道について心配している思いや気づかいの気持ちなどを示すことができる表現です。
「無事の帰途をお祈りしています」を使った例文
・『本日はご多忙の中、わざわざご来社いただきましてありがとうございました。無事の帰途をお祈りしていますので、次回もまたよろしくお願いいたします』
・『ご足労いただきまして誠にありがとうございます。お帰りの際におけるご無事の帰途をお祈りしています』
「無事の帰途をお祈りしています」の類語や言い替え
・『ご無事にお戻りになっていただければと存じます』
・『快適な帰り道であることをお祈り申し上げます』
・『帰路につきましても安全第一でお願いいたします』
まとめ
「無事の帰途をお祈りしています」とは、ビジネスの場において「安全にお帰り頂けますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
