この記事では、「お手数ですが確認をお願いします」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お手数ですが確認をお願いします」とは?
「お手数ですが確認をお願いします」は、相手によく確かめて欲しいとお願いする丁寧な表現です。
「お手数+です+が+確認+を+お願い+します」で成り立っている語で、「お手数」の「お」は尊敬語・美化語の接頭辞、「手数」は「相手のためにことさらかける手間」、「です」は丁寧語、「が」は逆接の接続詞、「確認」は「はっきり確かめること」、「を」は接続助詞、「お願い」の「お」は謙譲語の接頭辞、「願い」は「願う」の連用形、「します」は「する」の連用形「し」+丁寧語「ます」、全体で「ことさら手間をかけるがはっきり確かめることを願う」の敬語表現になります。
「お手数ですが確認をお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お手数ですが確認をお願いします」は、どちらかが間違っている可能性がある時、既に決まっていたものごとが変更になった時、事前に注意するべき点がある時などに使われます。
丁寧な表現ですが、やや口語的ですので、目上の人や社外の人は言い換えた方が良いでしょう。
「お手数ですが確認をお願いします」の正しい文章表現
「お手数ですが確認をお願いします」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『大変お手数ですが、ご確認いただけますと幸いです』
「いただけ」は「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形・連用形、「お・ご〜いただく」で一つの敬語表現、「幸いです」は「〜とありがたい」の丁寧語、全体で、「非常に手間をかけるが、はっきり確かめてもらえるとありがたい」の敬語表現になります。
「お手数ですが確認をお願いします」を使った例文
「お手数ですが確認をお願いします」を使った例文は以下の通りです。
・『貴社の請求金額と、弊社の計上金額に差異がありますので、お手数ですが確認をお願いします』
・『注文書と個数が違っておりますので、お手数ですが確認をお願いします』
・『当日のタイムテーブルが変更になっておりますので、お手数ですが確認をお願いします』
「お手数ですが確認をお願いします」の類語や言い替え
「お手数ですが確認をお願いします」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『大変恐縮ですが、ご確認いただけますようお願い申し上げます』
・『誠に恐れ入りますが、ご確認のほどお願い申し上げます』
・『大変申し訳ございませんが、ご確認をいただきたくお願い申し上げます』
まとめ
今回は「お手数ですが確認をお願いします」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
