お客様対応の部署で働いていると、正しい言い方なのか迷うことも多いものです。
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」の適切な使い方を見ていきましょう。
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」とは?
この場合の「貴重な」とは、ありがたいことの例えになります。
また「ご指摘・ご意見」でお客様の問い合わせ内容をあらわします。
「頂き」は「もらう」の謙譲語です。
「誠にありがとうございます」で心からのお礼を示しています。
そのため「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」でお客様の声に、前向きに対応する文になっています。
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お客様といい関係が築けるようになると、働いている時間も明るく変化するものです。
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」は、言いにくいことを適格に伝えてくれたお客様にお礼を述べる言い回しです。
中には耳のいたい辛辣な意見も含まれているかもしれませんが、ありがたい言とポジティブに感じて前向きに対処していきましょう。
一方でこちらの言葉は長文のため、少々くどく感じられます。
「ご指摘・ご意見」は堅苦しい雰囲気になってしまうため「ご意見」に統一するなど、配慮を加えておきましょう。
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」を使った例文
・『この度は貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます』
・『先日は貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます』
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」の類語や言い替え
似ている言葉に「貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます」があります。
前半の文を遂行しているので、読みやすくなっています。
言い替えに「貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます」があります。
まとめ
「貴重なご指摘・ご意見頂き誠にありがとうございます」を解説しました。
正しい敬語を知っていると、日々の業務も軽やかに進みます。
大人の語彙力を鍛えていきましょう。
