正しく使えているのか、時々自分の言葉に自信が持てなくなることもあるものです。
「思いの丈」の適切な使い方と例文を改めてチェックしていきましょう。
「思いの丈」とは?
この場合の「思いの丈」の「丈」は無制限であること、これ以上ないくらい多いことを例えています。
そのため「思いの丈」でありったけの気持ち、精一杯の心をあらわしています。
「思いの丈をぶつける」というと、これまで隠してきた気持ちを相手に伝えることをいいます。
「思いの丈」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
誠心誠意気持ちをこめて、誰かに何かを届けたいこともあるものです。
「思いの丈」とは思っていることを全部お伝えする、洗いざらいお話するという、クリアな意味が込められています。
思い残すことがあった時、不完全燃焼である時はつかえない表現なので心得ておきましょう。
一方で「思いの丈」は恋愛でも用いるフレーズです。
ビジネスシーンでも使用できますが、下手な誤解を受けたくない場合は他の表現に変えるなど、配慮をにじませておきましょう。
シーンにあわせた適格な敬語を見つけて、空気の読める社会人になってください。
「思いの丈」を使った例文
・『お客様のもとにご挨拶に伺い、思いの丈をぶつけてきました』
・『恥ずかしながらお世話になった先輩に、思いの丈を語らせていただきます』
「思いの丈」の類語や言い替え
似ている言葉に「思う存分」があります。
「存分」は心が満たされること、満足することを述べています。
リラックスして楽しんで欲しい、このような場で使います。
「今日は無礼講なので、思う存分楽しんでください」と飲み会の幹事になった時も使えます。
言い替えに「現時点でできる限りのことはさせていただきました」があります。
まとめ
「思いの丈」を解説しました。
色々なフレーズを心得ていると、明るい敬語につながります。
大人の教養に活かしていくために、様々な敬語を取り入れていきましょう。