使い方が分かりにくい敬語があると、戸惑うものです。
「これだけの日を跨いで来たのだから」の適切な使い方と例文、似ている言葉をチェックしていきましょう。
「これだけの日を跨いで来たのだから」とは?
この場合の「これだけの日を」とは、日めくりカレンダーに表現したら、かなりの分厚さがある長期間の日々を示しています。
また「跨いで」は「またいで」と読みます。
そのため跨いで来るで、大きくジャンプするように飛び越えて来ることを示します。
「だから」は理由をあらわす言葉になります。
そのため「これだけの日を跨いで来たのだから」で「多くの日々を乗り越えてきたのだから」と解釈できます。
ひと言で語れない多くの苦労を感じる、まるで歌詞のような言葉です。
「これだけの日を跨いで来たのだから」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
有名な歌手の方も、歌に刻んでいるのが「これだけの日を跨いで来たのだから」という文です。
一歩ずつやるだけのことに取り組み、準備を重ねてきた様子をあらわしています。
例えば異動があり他部署に行くことが決まった時に、後輩たちに送る言葉としても適しています。
また長期間同じプロジェクトに携わってきた方たちに、熱い言葉を送りたい時もおすすめです。
勇気を与えたい時、前を向く力を授けたい時に取り入れていきましょう。
「これだけの日を跨いで来たのだから」を使った例文
・『これだけの日を跨いで来たのだから、自分を信じて進んでください』
・『これだけの日を跨いで来たのだから、きっとプロジェクトも大成功します』
「これだけの日を跨いで来たのだから」の類語や言い替え
似ている言葉に「これほど多くの日を費やしてきたのだから」があります。
「跨ぐ」という表記を「費やして」に整えています。
このほか言い替えに「これまでの経験を生かしながら」や「過不足なく準備をおこなったので」が挙げられます。
まとめ
「これだけの日を跨いで来たのだから」を解説しました。
色々なビジネス敬語を習得しておくと、いざという時に役に立ってくれます。
敬語力を磨いて、同僚に大きく差を付けましょう。