「この分では」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「この分では」とは? ビジネス用語

この記事では「この分では」について解説をします。

「この分では」とは?意味

この調子だと、という意味です。

「この分」は、今の状態から考えて、未来のことを推し量っていう語です。

「この」は漢字では「此の」と書きます。


「この分では」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、今の状況から判断をして、未来はこうなるだろうと述べるときに用います。

望ましくない結果になりそうなときの表現です。

ある人からの連絡を待っている場面で説明をします。

AさんとBさんは、ある事柄の結果を伝えてくれる連絡を待っています。

しかし、なかなかその連絡がやってきません。

すでに終業時間を過ぎてしまっており、これ以上待つのはやめようかと考えているところです。

この様子だと今日中には連絡はやってきそうもないので、待つのはやめようかとAさんからBさんに持ちかけてみることにしました。

このときに「この分では今日中には連絡はきそうもありません」といった表現をします。

連絡が今日のうちにこないことは、待っている人にとっては望ましくないことです。

望ましい事柄を伝えるときならば、「この分なら」という表現をします。

仕事が順調に進んでおり、決められた日までに終えられそうだとします。

この様子を「この分ならば期日までに終えられそうです」と表現します。


「この分では」を使った例文

・『この分では、時間通りに来そうもありません』

「この分では」の返答や返信

ある人のことを待っていて、この様子だと時間通りにはこないだろうと思われる場面だとします。

そのときは、その人を待つのをやめるか、もう少し待ってみるかすることになるでしょう。

自分の考えを述べてください。

決められた日までにある事柄を終えられそうもないときは、終えられるように努力が必要です。

どうしてもできそうもないなら、それを待っている人に一言伝えておきましょう。

まとめ

この言葉は、この状態だと未来はこうなりそうだという意で用いるものです。

望ましくない結果になりそうなときに使われます。

望ましい結果のときは「この分なら」と違った表現をする点に気をつけてください。

タイトルとURLをコピーしました