ここでは「結論から言うと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「結論から言うと」とは?
「結論から言うと」は、何かについて報告する際に、最初に結論を述べて、続けてそれに至った理由や経緯などを語っていく場合に用いられます。
よって、「結論から言うと、契約してもらうことはできませんでした。
その理由としては、競合他社の見積もりに負けてしまったためで〜」といったような使い方になると考えてよく、最初に結論から話をする場合に用いられています。
特にビジネスシーンではそういった報告の仕方をすることが基本になるため、そちらのシーンで使われることが多い表現です。
「結論から言うと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「結論から言うと」は、先のように、ビジネスシーンでよく使われる表現です。
目上の人や上司などへの報告になる場合には、語尾を「言いますと」とした丁寧な用い方をする方がよく、「言わせていただきますが」とすると更に丁寧になります。
「言う」としていますが、文章で用いても問題なく、そのような使い方も見掛けます。
また、文章では「結論から書かせていただきますが」とする場合もあり、そちらでも意味としては一緒で、最初に結論をもってくる報告になる文章で使ってください。
「結論から言うと」を使った例文
・『結論から言うと、そのような使い方をすることはできません。それは、全く想定されていない利用法になるためです』
・『結論から言うと、これ以上の値引きはいたしかねます。元からいっぱいいっぱいの価格設定なので、こちらでご勘弁ください』
「結論から言うと」の類語や言い替え
・『最初に結論を述べますが』
このように言い替えても意味は一緒で、ビジネスシーンではこちらもよく見られます。
この表現も、文章でも問題なく用いることができ、そちらの場合にはこのように使う方が向いています。
口語では丁寧になり過ぎてしまうくらいがあるため、「結論から言いますと」くらいの表現にした方が堅くなることがなく適しています。
まとめ
「結論から言うと」は、最初に結論から述べるという報告の仕方をする場合に用いる表現になります。
ビジネスシーンではそういった報告が基本になるため、そちらのシーンでよく使われており、この後に結論を、続けてその理由やそれに至った経緯などをいった流れで用いてください。
