対面する人物を評価し敬意を示す際に使われるのが、「ご活躍伺っております」との表現です。
しかし使う場合には情報の正確性など、気をつけたいポイントもあります。
その使い方や、注意点を確かめてみましょう。
「ご活躍伺っております」とは?
コンタクトする相手の普段からの目覚しいと言える活動状況について、他者から聞いて知っていることを丁寧に伝える表現です。
「ご活躍伺っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
顧客や取引先の人物が、何らかの事柄で成功を得たり昇進したなどの良い話を、人から聞いて知っていることがあります。
それについて相手に伝えるにあたり、「ご活躍伺っております」を用いることが可能です。
これによって日頃からの相手の努力を認め敬意を示す効果があり、話を広げたり他の話題へ繋げる役割も得られるでしょう。
特に話し言葉の中で、使われがちな表現です。
その場合は「◯◯様の」と相手の名前を示すこともできます。
また「日頃から」と付けることで、常に注目をしていることを表せるでしょう。
これは相手が何らかの目立った活躍をしていることが条件で、その活動内容を間違って伝えることは失礼になるので気をつけてください。
何も活躍を聞いていなかったり知らない場合は使わないで、別の表現を選ぶほうが無難です。
「ご活躍伺っております」を使った例文
・『いつも◯◯様のご活躍伺っております』
・『◯◯君のほうから、日頃からのご活躍伺っております』
「ご活躍伺っております」の類語や言い替え
「ご活躍拝見しております」は、対面した目覚ましい活動状況を、自分で見ていることを伝える表現です。
「ご活躍存じ上げております」は、相手の目覚ましい活動状況について、知っていることの意味になります。
「ご活躍されているようで何よりです」は、相手が目覚ましく活動していることは、他の何より勝って良いことだと評価する表現です。
「働きぶりは聞いています」は、目下の人物の仕事内容について聞いていることを表します。
まとめ
相手の活動状況を評価して敬意を示す時、「ご活躍伺っております」を使うことができます。
これによって話を広げることもできますが、相手の活動内容を間違って指摘しないよう注意が必要です。
この表現をうまく使って、仲良くするきっかけにしてみてください。