幼く見えていないか、不安になるビジネス敬語もあるものです。
「大まかで構いませんので」の正しい使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
「大まかで構いませんので」とは?
この場合の「大まかで」とはアバウトなこと、おおよそで良いことをいいます。
「構いませんので」は「結構ですので」という意味があり、問題ないこと述べています。
そのため「大まかで構いませんので」で「ざっくりで良いです」という意味合いになります。
細かい所は後で微調整するので、大枠だけ欲しい時に取り入れられています。
「大まかで構いませんので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社外の方に「細かい点は見ないので、枠組みだけ見せて欲しい」と伝えたいことがあります。
「大まかで構いませんので」はプロジェクトの概要だけ、あるいは骨組みだけ知りたい時に用いられています。
細部にわたる点まで考えてもらうと後で変更がしにくくなり、相手にとっても自分にとっても負担になるため、このひと言を添えて業務をお願いしていきましょう。
気楽に送って欲しい、考えて欲しいというニュアンスも含まれるので、適切に取り入れていきましょう。
「大まかで構いませんので」を使った例文
・『大まかで構いませんので、一度ご提示ください』
・『大まかで構いませんので、ご教示いただければ幸いです』
「大まかで構いませんので」の類語や言い替え
似ている言い方に「ざっくりで構いませんので」があります。
打ち合わせの席で使える、カジュアルな言い方です。
テーマやタイトル、そして企画の概要だけ知りたい時に用いられています。
言い替えに「大枠だけで、問題ございません」や「細かいところは後で微調整いたしますので、現時点でできる範囲でお願いいたします」があります。
まとめ
「大まかで構いませんので」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、落ちついて業務に向き合えます。
適切な言葉づかいを学んで、未来の仕事に活かしていきましょう。