ここでは「時間があれば」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「時間があれば」とは?
「時間があれば」は、そのために時間がとれたら、またはちょうど空いているタイミングだったら、といった意味で使われます。
「時間があれば、やっておきます」のような用い方になり、「時間があればそれもついでに行いたいのですが、そこまでは難しいかも知れません」などという使い方もよく見聞きします。
フランクな表現なので口語向けですが、文章で用いても特に失礼にはならず、「そちらについても時間があれば〜」といったように、口語で使う場合と同様に用いることができます。
「時間があれば」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「時間があれば」は、先のように、それができるようなら、といった用い方になる表現です。
よって、大事な事柄を対象に用いることはまずなく、それができる時間がとれたらついでに、といった程度の内容になる場合がほとんどです。
また、最初からその気はないのに、「時間があれば寄ってみます」といったような使い方をすることがあり、その手の社交辞令となる用い方になる場合も多く見られます。
よって、誰かに使われた際にはその可能性も十分にあると考えてください。
「時間があれば」を使った例文
・『当日もし時間があれば、是非そちらにも行ってみる予定にしています』
・『時間があれば、ついでにそちらも見てみるつもりです』
「時間があれば」の類語や言い替え
・『気が向いたら』
こちらは更に社交辞令感の強い表現になり、その気になったら、という意味になります。
「気が向いたらやっておきます」といったように使われた場合、実際にはまずそうはしないと考えてよく、「時間があったら」をそのような使い方をする場合の言い替えに使われることがあります。
どちらにしてもその気はない場合がほとんどながら、こちらの表現の方がそれがより強く出ています。
まとめ
「時間があれば」は、そのための時間がとれたら、タイミング的に空いていればといった意味で使われています。
本当にそう考えている訳ではなく、社交辞令として用いていることも多いので、このように使われた場合にはそれも十分に考えた方がいいでしょう。
