「お力をお借りしております」はとても丁寧な言い回しのビジネス表現です。
使う機会はそれなりに多いビジネス用語ですが「お力をお借りしております」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「お力をお借りしております」とは?
「お力をお借りしております」とは、「助けてもらっている」という意味で使われているビジネス表現です。
人から助けてもらっていることを別の言い方で「力を借りる」と表現します。
労力を借りるだけでなく知恵を借りたり作業を手伝ってもらったりなど幅広い意味で助けてもらうことを表す言葉です。
「お力をお借りしております」は今現在助けてもらっている状態が継続していることを表す丁寧な言い方です。
力を借りている状態が現在進行形で継続している時に用いられる表現であり、手掛けているプロジェクトを誰かに助けてもらっている時などに使います。
敬意が含まれた丁寧な言い方なので先輩や上司、あるいは外部の専門家などに助けてもらっている時にふさわしい表現です。
「お力をお借りしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
あくまでも助けてもらっていることを表す言葉なのでメインで動いているのがその人ではない場合に使うのが本来の正しい用法ですが、助けてくれている人が主力で動く場合もあります。
例えばコンサートイベントでメインの歌手を外部から招聘する場合、その歌手に対して「お力をお借りしております」という表現を使っても間違いではありません。
「お力をお借りしております」を使った例文
・『先輩のお力をお借りしております』
・『外部の有識者のお力をお借りしております』
・『専門家のお力をお借りしておりますので信頼性は十分です』
「お力をお借りしております」の類語や言いかえ
「お力添えをいただく」はほぼ同じ意味で使えます。
借りる力が頭脳労働である場合は「お知恵を拝借する」という表現も当てはまります。
「ご助力いただいております」も言い換えに使える言葉です。
まとめ
「お力をお借りしております」は人に助けてもらう機会が多いビジネスでは重要な言葉です。
難しい意味ではないので覚えておきましょう。