この記事では、「は禁止ということで」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「は禁止ということで」とは?
「は禁止ということで」は、あることについてしてはいけない決まりになっていることを伝える表現です。
「は+禁止+ということ+で」で成り立っている語で、「は」は助詞、「禁止」は「ある行為を行わないように命令すること」、「ということ」は「ものごとの意図、背景、理由、事情などを述べる際の言い回し」、「で」は助詞、全体で「(ある行為)は行わない様に命令するという事情で」になります。
「は禁止ということで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「は禁止ということで」は、相手に対してある行為をしてはいけない決まりになっていることを教える時に使われます。
常識的にしてはいけないこともあれば、その業界・組織では特別な事情によりそのような決まりや習慣が成り立っていることもあります。
全体的に敬語表現ではありませんので、目上の人や社外の人には言い換える必要があります。
「禁止」は「してはいけないと命じること」で、命令する言葉ですので、より丁寧で遠回しな表現を心掛けましょう。
「は禁止ということで」の正しい文章表現
「は禁止ということで」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『はご遠慮いただきたく』
「遠慮」は「自分の行動や発言を控えること」、「いただき」は「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「たく」は希望の意の助動詞「たい」の連用形、全体で「行動や発現を控えてもらいたい」の敬語表現になります。
「は禁止ということで」を使った例文
「は禁止ということで」を使った例文は以下の通りです。
・『会議室での喫煙は禁止ということでご了承願います』
・『社内の備品を自宅に持ち帰ることは禁止ということでご留意願います』
・『社内恋愛は禁止ということでご注意のほどよろしくお願いします』
「は禁止ということで」の類語や言い替え
「は禁止ということで」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『はお控えいただきたく』
・『は厳につつしんでいただきたく』
・『は一切無用ということで』
まとめ
今回は「は禁止ということで」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
