この記事では「おかげさまでつつがなく過ごして」について解説をします。
「おかげさまでつつがなく過ごして」とは?意味
ありがたいことに病気や災難などもなく過ごして、という意味です。
「おかげさま」は、他人から受けた助けや親切な気持ちに対して感謝の意を示す言葉です。
また、神仏の助けという意味もあります。
「つつがなく」は「つつがない」のことで、病気や災難などがなく日々を送るという意味です。
「過ごし」は「過ごす」のことで、月日を送るという意味になります。
「おかげさまでつつがなく過ごして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、久しぶりに会った人との会話の中で使われます。
久しぶりに会うと、お互いどうしていたのか気になります。
病気はしていないだろうか、元気に過ごしているだろうかなど気になるところです。
そこで、お互い近況を話し合います。
何も心配なことがなく過ごせているなら、このような言葉を伝えます。
こういった言葉を聞けると安心できます。
しかし、対面の場合は態度に気をつけなければなりません。
声が小さかったり、笑顔がなかったりして伝えても、「大丈夫」とは感じられません。
病気などはないと安心してもらうためには、笑顔ではっきりした声で伝えることが重要です。
また、手紙の中で近況報告をするために使用することもあります。
手紙の用件が他にもあるはずなので、近況報告は簡単にします。
病気や災難などがなければ、近況報告として伝えるべき事柄はそれほど多くはないでしょう。
読む負担をかけてしまうので、それほど重要ではない事柄を長く書く必要はありません。
「おかげさまでつつがなく過ごして」を使った例文
・『おかげさまでつつがなく過ごしております』
「おかげさまでつつがなく過ごして」の返答や返信例
対面で会話をしているとします。
そのときには、相手は無事に過ごしているようなので「よかった」という気持ちを示すとよいでしょう。
そして、こちらも近況報告を簡単にします。
自分のことをたくさん話したくなるかもしれませんが、自分ばかり話していてはいけません。
相手も話したいと思っているでしょうから、相手も話せるように配慮をしましょう。
また、尋ねない方がよい事柄もあるので、その点にも配慮をします。
手紙をもらっているなら、用件に対して返事を出します。
手紙の内容によっては返事は出しません。
まとめ
この言葉は、自分の状況を伝える際に用います。
久しぶりに会った人との会話の中でや手紙の中で使うものです。
病気や災難などなく過ごしているとわかると聞き手は安心できます。
しかし、態度によっては安心できないので、伝えるときの態度にも気をつけてください。