ここでは「お電話でお話しさせていただきましたが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お電話でお話しさせていただきましたが」とは?
「お電話でお話しさせていただきましたが」は、このように使う以前に電話でそれについて一度は話していることを条件に使われる表現です。
その件についての内容をこの後に続けるため、電話で話したことについてと使っているので、原則的にそれ以外の連絡方法で用いられます。
例えば、前に電話で軽く新製品の案内をしたことがある相手に対し、「先日お電話でお話しさせていただきましたが、その製品について詳しい内容をお知らせしたいと思い〜」のようにメールで使うという具合で、もっと詳しくそれについて伝えたいという場合や、それについて何かないかと聞くといったような用い方になると考えてよく、ビジネスシーンでよく使われています。
「お電話でお話しさせていただきましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お電話でお話しさせていただきましたが」は、その前の電話がきっかけになっている使い方をする表現です。
その相手がそれを覚えていれば話も早いというものですが、もし覚えていなかった時でも特に問題はなく、この連絡にてそれを思い出してくれるかも知れません。
先の使い方のように、「先日」や「この前」などと電話をいつしたのかということを前につけて使うことになり、具体的な「先週の金曜日に」のような使い方もできます。
電話以外の方法でこのように相手に伝えると書きましたが、事実上、それはメールになると思っていいでしょう。
それ以外に連絡をする方法がない訳ではありませんが、わざわざ郵便でこのような表現を使って以前にした電話について語るといったことはまずなく、特にビジネスではメール用の表現だと考えて構いません。
「お電話でお話しさせていただきましたが」を使った例文
・『先ほどお電話でお話しさせていただきましたが、多少であれば割引が可能です』
・『昨日お電話でお話しさせていただきましたが、来週のイベントについての詳細を以下に記載いたします』
「お電話でお話しさせていただきましたが」の類語や言い替え
・『お電話でもお話しさせていただきましたが』
この「でも」とすると、電話以外の方法でも伝えたことがあるというニュアンスになりますが、実際には「で」の場合と特に意味が変わることはなく、このように使われることも多いです。
電話でしか連絡をしていない時でも用いることができ、飛び込みになる営業電話からのメールといった流れでよく見掛ける表現です。
まとめ
「お電話でお話しさせていただきましたが」は、この前にそれについて電話をしているという意味になる表現で、その内容について話を膨らませていく時に使うと考えていいでしょう。
電話以外の方法で使われるのが通例で、ビジネスではメールがそれになることがほとんどです。
