「お恥ずかしながら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お恥ずかしながら」とは? ビジネス用語

ここでは「お恥ずかしながら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お恥ずかしながら」とは?

「お恥ずかしながら」は、その相手に何かを伝える際に謙遜を含んで表現する場合、または、そんな内容で恥ずかしいという意味から用いる表現です。

例えば、100が1つの基準とされているゴルフのスコアを聞かれた時に、それが95だったとします。

自分ではそれなりのスコアだと思っていても、まだそれほどでもないと謙遜して伝えるような時が前者にあたり、120だった場合に、それを恥ずかしいと思って使うのが後者の例になります。

この例では明確にどちらなのかが分かりますが、105だといったような時が難しく、使う側はもちろんどちらか分かって用いていますが、使われた側からすると、それが分からないことも少なくないのが実情です。

また、自分では恐れ多いという意味で使うこともでき、この用い方は謙遜の方に分類されます。


「お恥ずかしながら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お恥ずかしながら」は、先のように2つの使い方がある表現になります。

使う側としてはどちらで使っているのか分かってる訳ですが、謙遜として使う時には注意が必要になります。

それは、自慢のように聞こえてしまうことがあるからです。

前述のゴルフの例でも、95と伝える時に、自分としてはまだそれくらいだと謙遜して使ってと思ったとしても、相手からすると100をゆうに切っている立派なスコアだと思われてしまい、自慢していると思われかねません。

よって、この謙遜から用いる時にはその内容や使う相手には気をつけてください。

表現としては口語、文章のどちらでも使うことができ、何に対して用いるかという内容も問わないため、ビジネスシーンでの雑談などでもよく見聞きすることがあります。


「お恥ずかしながら」を使った例文

・『お恥ずかしながら、覚えるのに2ヶ月も掛かってしまいました』
・『そちらはお恥ずかしながら、私が書いたものです』

「お恥ずかしながら」の類語や言い替え

・『僭越ながら』
この表現は、出過ぎたことになるかも知れないがといった意味で用いられます。

「僭越ながら、自分が担当させていただきます」といったような使い方になり、「お恥ずかしながら」を謙遜から用いる場合に似た意味で使われています。

例えば、上の例文の2番目の言い替えにすることができ、丁寧にそのように伝えたい時に用いてください。

まとめ

「お恥ずかしながら」は、自分ではそれなりの内容だと思っていながらも謙遜から、または本当に恥ずかしいと思って用いる表現になります。

謙遜からの使い方が多くなりますが、くれぐれもそれが自慢に聞こえないように注意して用いてください。

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