この記事では「進み具合はいかがでしょうか」について解説をします。
「進み具合はいかがでしょうか」とは?意味
どれくらい進んでいますか、進行の状況はどうですか、という意味です。
「進み具合」は、物事の状態という意味になります。
ある方向に向かって進む物事のありさまをいいます。
「具合」に物事の状態という意味があります。
「いかが」は状態を尋ねる意味です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、問いかけの意を表します。
「進み具合はいかがでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事の進み具合を知りたいときに用います。
物事を担当している人は報告をするのが一般的です。
しかし、こちらが知りたいタイミングで報告をしてくれるとは限りません。
物事をうまく進めるためには、今の状況を知っておくことが大切です。
そのときどきの状況を把握し、そのときどきにあった行動をしていくことで、物事がうまく進んでいきます。
そこで、状況を確認する必要がでてきます。
そのために、この言葉を使って状況を知らせてもらいます。
問いかけの形にして、「どうですか」と穏やかに伝えています。
「教えてください」という言い方もできます。
しかし、「ください」を使って伝えると、一方的な印象を与えかねません。
「そちらが知らせてくれないから、こちらから尋ねているのだ」と相手を責めている印象を与える可能性もあります。
問いかけの形ならば、そういったことはありません。
この言葉だけだと、曖昧な返事しか返ってこない可能性があるので、具体的に教えてもらえるようにお願いをしましょう。
「進み具合はいかがでしょうか」を使った例文
・『進み具合はいかがでしょうか。お忙しいとは思いますが、ご連絡をお待ちしております』
「進み具合はいかがでしょうか」の返答や返信例
どうであるのか尋ねられているので、現在の状況を伝えてください。
詳しく知りたいはずなので、具体的に伝えます。
「だいたいこんな感じ」ではなく、何の作業をどの程度進めているのかといったように、具体的に伝えるのです。
まったく進んでいないということはないと思いますが、もしも進んでいないならば、そのことを正直に伝えましょう。
物事を進めることに忙しく、返答をしている時間がないこともあるかもしれません。
しかし、相手は状況を知りたいので、時間を作って返答をするようにします。
まとめ
この言葉は、物事の進んでいる状況を知りたいときに用います。
問いかけの形で穏やかに伝えています。
相手の方から報告してくれないことがあります。
そういったときには、現在どのような状況なのか把握するために、こちらから尋ねてみてください。