ここでは「具体的にお話を伺うことができたため」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「具体的にお話を伺うことができたため」とは?
「具体的にお話を伺うことができたため」は、具体的なところまで聞くことができたので、という意味で使われる表現です。
「具体的にお話を伺うことができたため、かなりイメージが固まりました」のような用い方になり、それができたことで今ひとつ分かっていなかったことが分かった、今後の役に立ちそうだといったように使われます。
例えば、住宅メーカーが注文住宅の希望に関してお客様からあれこれと具体的にこうしたいという要望を受けたような場合に、「具体的にお話を伺うことができたため、早速完成予定図を作成したいと思います」と用いるという具合で、口語、文章のどちらでも使われています。
「具体的にお話を伺うことができたため」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「具体的にお話を伺うことができたため」は、先のように、それによって何かが進められるという使い方をすることが多いです。
決して難しい内容という訳ではなく、その詳しいところまで、どのようにしたいのかといったような内容がその対象になり、具体性がある話であることが求められます。
よって、先の注文住宅の例で続けると、リビングは8畳で洋風に、寝室はベットを2つ並べて置いてまだ机を置けるスペースがある広さが欲しいなどという内容がそれになり、そういった具体的なものではない、ことがぼんやりとしたイメージしか伝えられなかった時にはこの表現は合いません。
「具体的にお話を伺うことができたため」を使った例文
・『具体的にお話を伺うことができたため、こちらとしてもどのようにすればいいのかが明確になりました』
・『具体的にお話を伺うことができたため、とても役に立ちました。この内容を今後に活かしていければと思っています』
「具体的にお話を伺うことができたため」の類語や言い替え
・『具体的な内容まで伺うことができたため』
このように使っても意味が変わることはなく、言い替えに用いることができます。
それによって何かが進められると続ける時には、こちらの表現の方が適していることが多いので、その手の使い方の時にはこちらを、それが自分のスキルアップや勉学などに繋がると用いる場合には元の表現を使うといいでしょう。
まとめ
「具体的にお話を伺うことができたため」は、具体的な内容まで聞くことができたという時に用いる表現になります。
それがこのように使う側にとって少なからずプラスになったという使い方になると考えてよく、文章ではもちろん、口語で用いられることも多い表現です。