「納得したうえで」はビジネスのさまざまな場面で使われる言葉です。
交渉事や契約締結など重要な場面で使われる表現ですが、ビジネス用語の「納得したうえで」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「納得したうえで」とは?
「納得したうえで」とは、「納得したことに基づいて次の物事に進む」という意味で使われているビジネス表現です。
ある動作や行為を土台にして次の物事へと進む時に「したうえで」という表現を用います。
「納得したうえで」は納得を土台にして次の段階に進むことを意味する言葉です。
使い方によってニュアンスに違いが出やすく「納得しなければ次の段階には進まない」どういう意味で使われることもあれば「納得したので異論は許さない」といったような強制の意味合いで使われる場合もあります。
どのような意味で使われるにせよ納得が重要なことに変わりありません。
合意形成を勧める上で十分納得していない相手から承諾をとっても後でひっくり返される恐れがあります。
後々に禍根を残さないためにもきちんと「納得したうえで」物事を進める意識が大切です。
「納得したうえで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
十分理解し受け入れることは大切ですが、納得したことを理由に物事を強引に進めると軋轢を生みかねません。
「納得したうえで」というのがどの程度の意味合いなのか、意識の共有が重要です。
「納得したうえで」を使った例文
・『納得したうえでやらせた結果なら受け入れざるを得ない』
・『納得したうえでの決断とはいえ事前説明に嘘があったので約束は無効だ』
・『再開発計画は全員が納得したうえで進めていかないと大きなトラブルになる恐れがある』
「納得したうえで」の類語や言いかえ
「納得を踏まえて」「納得を前提に」「納得できたら」などの表現に言い換えられます。
まとめ
「納得したうえで」はビジネスの世界で広く使われている表現です。
あいまいな部分が多い方なので誤解がないように注意して使いましょう。
