「○○という事態にもなりかねません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「○○という事態にもなりかねません」とは? ビジネス用語

ここでは「○○という事態にもなりかねません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「○○という事態にもなりかねません」とは?

「○○という事態にもなりかねません」は、そのようなことにもなってしまう、という意味で使われます。

少し堅い表現になり、いい意味で用いられることはないため、○○にはそうとはなって欲しくない内容を入れて使うことになります。

例えば、「このようなミスが続くようだと、取引停止という事態にもなりかねません」のような用い方になり、こんなミスが続くと取引停止ということにもなってしまう、と使っています。

そのため、そうはならないための対策をこの前か後に添える用い方になると考えてください。


「○○という事態にもなりかねません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「○○という事態にもなりかねません」は、先のように「このままでは発売中止という事態にもなりかねません。

よって、至急不具合点を改善する必要があります」
といったような使い方になる表現です。

この場合、このままだと発売中止という事態にもなってしまうので、至急不具合点を改善しないといけないと言っています。

このように、ただそうなってしまう、とするだけでなく、それを防ぐためにこうするべき、とするのが一般的で、まだそうはなってないが、このままだとそうなってしまうという注意喚起として用いる表現です。


「○○という事態にもなりかねません」を使った例文

・『きちんと点検を行っておかないと、大事故という事態にもなりかねません。それだけこの部分は慎重に確認してください』
・『点数が取れていないので、このままだと予選落ちという事態にもなりかねません。よって、次の試合はまず得点を挙げることを第一に考えないといけません』

「○○という事態にもなりかねません」の類語や言い替え

・『○○ということにもなりかねませんので』
少し形を変えて、「事態」「こと」としているため、そこまで堅い表現になっておらず、且つ後ろに「ので」とつけることで、この後にそのための対策などをスムーズ続けることができます。

同様に「〜ことにもなりかねませんので、至急対策が必要です」などという使い方でよく見聞きします。

まとめ

「○○という事態にもなりかねません」は、そのようなことになってしまっては大変なので、という使い方になる表現です。

そうしないために、といった用い方で各種の注意喚起に使われています。

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