ここでは「お伝えしました通り」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お伝えしました通り」とは?
「お伝えしました通り」は、これより前にその相手に何かを伝えており、その内容の通りに、という意味で用います。
例えば、以前に月曜日にその相手先まで出向くと伝えており、その上で「先日お伝えしました通り、月曜日にお伺いする予定です」などと使う表現です。
この「先日」や「以前に」のように前につけて用いるのが通例になりますが、それと一緒に「メールで」や「お電話で」といったように、どのような形で伝えたと使う場合も多く、「先日メールでお伝えしました通り〜」のような使い方がそれになります。
「お伝えしました通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お伝えしました通り」は、その内容通りにすると伝える表現になります。
よって、一度は伝えている内容の念押しとなる使い方で、多くは確認の意味から用いられます。
また、少し変わった用い方として、「先日お伝えしました通りにはなりそうにありません」のような使い方をすることもできるので、「天候不順のため、お伝えしました通りにはなりそうになく、予定を組み直す必要があります」と用いると、天気が思わしくないので伝えていた通りにはできそうにないため、また予定を考えないといけないと伝えることができます。
「お伝えしました通り」を使った例文
・『前にお伝えしました通り、明日から開催されるようです』
・『そちらにつきましてはメールでお伝えしました通り、今のところ考えておりません』
「お伝えしました通り」の類語や言い替え
・『お伝えしたように』
このようにした形でもよく使われています。
同じ意味になりますが、少し砕けた使い方になってしまうので、ビジネスシーンでは「〜通り」のままの方で用いる方がいいでしょう。
社内やその相手と親しい間柄であればこちらにしても失礼になるという訳ではないので、無理に堅くする必要がない場合に向いています。
まとめ
「お伝えしました通り」は、これ以前に伝えた通りに、という意味で用いる表現です。
基本的にはその確認のために使われますが、その通りにはならなくなったといった使い方をすることもでき、場合によってはそのようにも用いられます。
