「お使いいただけないかと思い」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お使いいただけないかと思い」とは? ビジネス用語

ここでは「お使いいただけないかと思い」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お使いいただけないかと思い」とは?

「お使いいただけないかと思い」は、使ってもらえないかと思っているという意味になる表現です。

「こちらをお使いいただけないかと思い、お持ちしました」などという使い方になり、それが使えるのではないかといった意味で用いることがほとんどです。

つまり、何かのために役に立つと考えてそれをすすめている表現になり、そのようなシチュエーションにおいて先の例のように、そのように思ってそれを持ってきたという用い方や、「それがお使いいただけないかと思いますが〜」と、何かがその役に立つのではといった使い方になります。

その場でこれがそうではないかという用い方になることから、口語で使われることが多いですが、文章で「その時には○○がお使いいただけないかと〜」のような使い方をすることもできます。


「お使いいただけないかと思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お使いいただけないかと思い」は、「〜思います」「〜思いますが」とした時に、使うことができないと思うという用い方ができます。

例えば、「それは○○にしかお使いいただけないかと思います」とすると、それとした対象は○○にしか使うことができないと思うと言っていることになり、「それはお使いいただけないかと思いますが〜」のように使った時にも、それは使えないと思っていると言っています。

このような意味で使うことも少なくない表現なので、冒頭の使ってもらえないかと思っているといった解釈、この手の使い方ではない場合になります。

どちらで使っているのかは、この表現を含んだ文脈から判断ができるので、解釈を間違えるようなことはあまり考えられません。


「お使いいただけないかと思い」を使った例文

・『これも一緒にお使いいただけないかと思い、念のために持ってきました』
・『その会員カードはもうお使いいただけないかと思います』

「お使いいただけないかと思い」の類語や言い替え

・『お使いいただけますか』
この形にすると、ストレートに使ってもらえないかという解釈で使うことができます。

使えないという意味になることはないため、「お使いいただけないかと思い、こちらをお持ちしました」といった使用例は、この表現を用いて「これをお持ちしたのでお使いいただけますか」のように言い替えても伝わる意味は一緒になります。

まとめ

「お使いいただけないかと思い」は、使ってもらえないかと思って、または使えないと思うという2つの解釈で使われている表現です。

どちらの意味なのかは文脈からの判断になりますが、反対の方で解釈してしまうことはまずないと言っていいので、それほど難しい表現ではありません。

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