「お届出ご住所あてに発送いたします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お届出ご住所あてに発送いたします」とは? ビジネス用語

ここでは「お届出ご住所あてに発送いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お届出ご住所あてに発送いたします」とは?

「お届出ご住所あてに発送いたします」は、このように使う側が、その相手から届出をもらっている住所に発送すると伝えています。

よって、これ以前に住所を教えてもらっていることが条件になり、もちろん直接の宛先となる名前までを含んだそれのことになります。

法人の場合には、○○株式会社の△△部の誰々といったところまでになり、郵送、または宅配便などの送付手段できちんとその相手まで届く内容をもらっているからこそ使える表現です。

「お届出“の”ご住所あてに発送いたします」と、途中に「の」を入れた形にすると少し柔らかくなることから、文章で用いる場合にはそのように使われることも多いです。


「お届出ご住所あてに発送いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お届出ご住所あてに発送いたします」は、その宛先まで何かを発送すると伝えるために用います。

「発送」と使える対象であれば送るものはどんな内容でも構わず、案内状のような封書から、荷物になる物理的な品物まで何を送る時にも使うことができますが、「お届け」としているため、送ってもらうためにその届出をする必要があった場合に限られます。

つまり、相手は会員登録やそれに類似することを事前に行っていると考えてよく、それを送ってもらうために住所と名前を教えた(聞いた)といった時にはあまり向いていません。

そちらのケースでは、「ご連絡いただいたご住所あてに発送いたします」とするのがよく、場合によってこれらを使い分けてください。


「お届出ご住所あてに発送いたします」を使った例文

・『ユーザー登録を行っていただいているお届出ご住所あてに発送いたします』
・『会報の○月号が完成しましたので、お届出ご住所あてに発送いたします』

「お届出ご住所あてに発送いたします」の類語や言い替え

・『以前のご住所あてに発送いたします』
その相手に一度何かを発送したことがある場合には、こちらの表現を使うと、それと同じ宛先まで送ると伝えることができます。

それが以前に届出をもらっていたものの場合でもこの表現で問題なく、その相手に特に転居等がなければこの表現の方が向いていることも多いです。

まとめ

「お届出ご住所あてに発送いたします」は、既に届出をもらっている住所、名前に何かを発送するという意味で用いる表現です。

それをこれから行うと言っており、送る内容は封書、荷物になるものなど、「発送」と使える内容であれば何でも構いません。

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