この記事では「お時間をいただきたく存じます」について解説をします。
「お時間をいただきたく存じます」とは?意味
時間をもらいたいという意味です。
「お時間」は、相手を敬って時間をいう語です。
名詞に「お」をつけると、その所有者に尊敬の意を示す表現になります。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「たく」は話し手の希望を表します。
「存じ」は「思う」「考える」の意の謙譲語です。
「存じます」の形で使うと、改まった気持ちを込めた丁寧な表現になります。
「お時間をいただきたく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、時間を作ってもらいたいとき、時間を必要とするときに用います。
時間を必要とするならば、一言断る必要があります。
相手にもやるべき事柄があるので、勝手に時間を奪ってはいけません。
質問を受けたときのことで説明をします。
ある事柄に関しての質問を受けました。
この質問に回答するためには調べる必要があるので、回答には時間がかかります。
相手はすぐに回答をもらえるものと思っているかもしれません。
それなのに、回答が遅くなっては相手を不快にさせてしまいます。
また、「回答はもらえないのだろうか」と不安になる人もいることでしょう。
そのため、時間を必要とするときはそのことを伝えておきます。
一言伝えておくだけで、相手を安心させられます。
この言葉だけでは、どれくらいの時間を必要とするのかわかりません。
必要な時間によって、時間を与えらえれるのか、与えられないのか変わってくるので、おおよその時間を伝えておくとよいでしょう。
話し合いなどのために時間を作ってもらうときは、時間を作ってくれた場合にはお礼を述べます。
「お時間をいただきたく存じます」を使った例文
・『申し訳ないのですが、お時間をいただきたく存じます』
「お時間をいただきたく存じます」の返答や返信
時間を与えることができるのか、できないのかを答えます。
たとえば、ある事柄をするために時間が必要だとします。
時間を与えることができるならば、その物事をしてもらえます。
時間を与えられない場合は、その事柄をしてもらえない可能性があります。
何かをするためには、どうしても時間が必要になります。
まとめ
この言葉は、時間をもらいたいときに用いるものです。
相手の都合もあるので、時間を必要とするときは一言伝えましょう。
