「お時間を要してしまいますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お時間を要してしまいますが」とは? ビジネス用語

この記事では「お時間を要してしまいますが」について解説をします。

「お時間を要してしまいますが」とは?意味

時間を必要とするけれど、という意味です。

「お時間」は相手を敬ってその人の時間をいう語です。

「お」を名詞につけると尊敬の意を表します。

「要し」は必要とするという意味です。

「しまい」は、そのつもりはないのに、ある事柄が実現する意を表します。

「風邪をひいてしまう」のような使い方をする言葉です。

「ます」は敬意を表します。


「お時間を要してしまいますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄をするために時間を必要とするときに用います。

時間を必要とするけれどよいかと確かめるときに使われる言葉です。

ズボンの裾上げで説明をします。

この店ではサービスとしてズボンの裾上げを行っています。

あるお客さまがズボンを購入し、裾上げを希望しました。

通常は1時間程度で作業が終わるのですが、このときは裾上げを希望するお客さまが多くいたので、通常よりも時間がかかっています。

そのことをあらかじめお客さまには知っておいてもらいたいです。

そのときにこのような言葉を使って、時間がかかってもよいかを確かめておきます。

「しまいますが」なので、まだこの時点ではある物事は行っていません。

これから何かをするところです。

すでにある事柄を行っており、その事柄をするのに時間がかかった場合は、「お時間を要してしまい」という言い方をします。


「お時間を要してしまいますが」を使った例文

・『お時間を要してしまいますが、よろしいでしょうか』

「お時間を要してしまいますが」の返答や返信

時間がかかっても差し支えないかを問われているときは、自分はどうであるのかを答えてください。

時間がかかっても問題ないようなら、その事柄を行ってもらえます。

時間がかかるようでは差し支えがある場合は、その事柄を行ってもらえない可能性があります。

何かをするためには待つ必要があるのです。

まとめ

この言葉は、ある事柄をするために時間を必要とするので、それでもよいかを確かめるときに用いるものです。

相手の都合もあるので、時間について確かめておきましょう。

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