「ご紹介いただきありがとうございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご紹介いただきありがとうございます」とは? ビジネス用語

ここでは「ご紹介いただきありがとうございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご紹介いただきありがとうございます」とは?

「ご紹介いただきありがとうございます」は、このように使う相手に何かを紹介してもらったことに対するお礼になります。

その対象は人物だったり、物だったりと様々で、「紹介」と表現できる対象であれば何をそうしてもらった場合でも使うことができます。

気に入ったお店を紹介してもらったという場合には、「とても雰囲気のいいお店をご紹介いただきありがとうございます」のように使うことができ、このような使い方をすれば紹介した相手としても、それをしてよかったと思うものです。

基本的に紹介された対象が気に入った、それによって何か得るものがあったといった場合に主に文章で用いられる表現で、何を紹介してもらったかは先の例のようにこの前につけて使います。


「ご紹介いただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご紹介いただきありがとうございます」は、基本的には前述のように、それによって何かしらのメリットがあったと思った場合に使う表現になりますが、この後に続ける表現次第では、それがあまり気に入らなかった、こんな問題があったという使い方をすることもできます。

例えば、「(自動車の名前)をご紹介いただきありがとうございます。

しかしながら、当方には少し過ぎた性能だと思っています」
と使うと、その自動車を紹介してもらったこと自体にはお礼を言っていますが、自分には高性能過ぎるので遠慮しておきますといった解釈になります。

当然ですが、人から紹介されたものを全て気に入ったり、役に立ったと思える訳ではないため、そのような時にはこういった使い方をするといいでしょう。

紹介という行為自体にはお礼を伝えているため、失礼になることはありません。


「ご紹介いただきありがとうございます」を使った例文

・『この度は○○社のご担当者をご紹介いただきありがとうございます』
・『(書籍の名前)をご紹介いただきありがとうございます。大変参考になりそうな内容で嬉しく思っています』

「ご紹介いただきありがとうございます」の類語や言い替え

・『お教えいただきありがとうございます』
よく似た使い方ができますが、この表現の場合、場所やお店、物やサービスなどが対象になります。

人物には使うことはできないので、その点が「ご紹介いただきありがとうございます」とは異なる点に注意してください。

まとめ

「ご紹介いただきありがとうございます」は、何かを紹介してもらったこと自体へのお礼になる表現です。

あくまでその行為自体へのお礼になるため、紹介してもらった対象が自分にとってどうかという点とは別になります。

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