問い合わせにまつわる文を、作成したい時があります。
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」とは?
「ご遠慮なく」は「気兼ねせずに」という意味があります。
「迷惑になると思わないで、何でも聞いてください」というニュアンスが込められています。
「お問い合わせくださいませ」で「問い合わせてください」の丁寧な形になっています。
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
高級感のある文章になっています。
ワインやチーズなど輸入食材をあつかうお店で、顧客の方に「困ったことがあれば、何でも尋ねてください」と言いたい時に使います。
一方で場面によっては「お問い合わせくださいませ」の「ませ」という言い方が不自然に思えることも。
女性らしい雰囲気が漂っているので、男性の中には使用に戸惑う方もいるかもしれません。
男女どちらが使っても問題のない日本語ですが、しつこく用いるとあざとい印象になってしまいます。
念のため他の言い方も心得ておき、場面によって引き算をしていきましょう。
自分の心が落ちつく敬語を知っておくと、スムーズな接客や営業につながるでしょう。
笑顔の敬語を心がけてください。
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」を使った例文
・『ご不明点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ』
・『お困りのことがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください』
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」の類語や言い替え
同じような言い方に「お気軽にお問い合わせください」もあります。
ネットショッピングのサイトでよく見かける表現で、親しみやすい文になっています。
親身になって相談にのってくれる、明るいショップを思い浮かべます。
また言い替えの表現に「ご遠慮なくお尋ねください」が挙げられます。
ビジネスの現場でも使いやすい、ポピュラーな表現といえるでしょう。
まとめ
「ご遠慮なくお問い合わせくださいませ」の使い方を見てきました。
正しいフレーズを知って、営業の達人を目指していきましょう。