「それと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「それと」とは? ビジネス用語

ここでは「それと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「それと」とは?

「それと」は、2つの意味で用いられている言葉です。

1つ目は、「あと」と言い替えることができる使い方で、「○○は今日中には終わる予定です。

それと、△△についてですが〜」
などと、それまでの話とは別の内容を続ける場合によく用いられます。

もう1つは、何かを指して、まずはそれだという意味になり、「それと、この○○の2つをください」といったように使われています。

どちらの使い方なのかは文脈からすぐに判断できるので、それほど難しくはなく、一度文として終わった直後の場合は「あと」の方で、「それ」と何かを指して使った時には後者になると覚えておけばいいでしょう。


「それと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「それと」は、先のような2つの使い方ができます。

どちらの場合もそれほど丁寧に用いている訳ではないため、他社や目上の人を相手に使う時には、「あと」の方は「そちらとは別に」などと言い替えるといいでしょう。

何かを指して、まずはそれでという使い方をする場合も、「そちらと」とすると少し丁寧になります。

この意味で用いる時には、指される側(それと、と使われた側)は「それと(そちらと)」に対して確認が必要であれば「こちらと」と使うとよく、3つ以上を指して、「それと、それと、これです」のような用い方をすることもできます。

このような場合に限り、2つ目以降の選択にも使えると考えてください。


「それと」を使った例文

・『明日は○○さんが来ると聞いています。それと、△△さんも都合がつけば来るかも知れないと言っていました』
・『そこにあるそれと、これをセットを使うことはできますか』

「それと」の類語や言い替え

・『それから』
それまでの話とは別の内容を続ける使い方をする場合には、こちらにしても同様の意味になります。

そのまま置き換えることができますが、このように用いても丁寧にはならないため、ビジネスシーンではあまり使われておらず、用いるとしても社内の人間相手になります。

まとめ

「それと」は、何かの話とは別に、またはそれを初めとしてという2つの意味で用いられています。

どちらで使っているかは簡単に判断することができるのでその心配はありませんが、丁寧な使い方にはならないので注意してください。

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