ここでは「であれば」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「であれば」とは?
「であれば」は、何かがそうなら、という意味で用います。
「そういうことであれば、こちらも納得します」といったような使い方をしたり、具体的に「その部分が赤であれば、周りは黒にすると合うと思います」のように用いることができます。
このような使い方になる表現なので、まずそうであるという前提が必要になり、その場合には、と続けます。
もしそうなら、といった仮定の話になる使い方をしてもよく、「そちらが○日は休みであれば、その次の日に持って行きます」などという用い方がそれになります。
「であれば」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「であれば」は、先のように、その場合には、という用い方をするための表現です。
ビジネスシーンでも仮の話として、「この見積もりで通るようであれば一番いいのですが」、「もう少し安くしていただけるのであれば、貴社からの定期的な購入も考えます」といったような色々な使い方をされています。
仮ではなく、何かの中身について「そういった内容であれば、特に必要ありません」のように用いることも多く、少し堅い使い方になりますが、その分ビジネスには向いている表現です。
「であれば」を使った例文
・『今ある道具や機材だけでは難しいようであれば、具体的に何が必要なのかを教えてください』
・『半額にしてもらえるのであれば、是非購入したいと考えています』
「であれば」の類語や言い替え
・『でしたら』
同じ意味で丁寧にした使い方がこちらになります。
「もしそうであれば〜」は、そのまま「もしそうでしたら〜」と言い替えることができ、上の例文のどちらもこれに置き換えることができます。
元の表現より柔らかくもなっているため、口語で使う場合にも向いており、ビジネスでもよく用いられています。
まとめ
「であれば」は、何かがそうなら、という意味で使われています。
その時にはこうなる、こうしたいと続けて用いられており、そうだと決まっている(前提になる)内容を挙げて使うだけでなく、仮の話としても用いることができ、丁寧にした「でしたら」という形でも同様の使い方をされている表現です。