顧客対応をする中では「キャンセル処理いたします」と言うことは頻繁です。
様々な業界で使われるこの言葉の正しい使い方、違和感のない言い換えなどを確認してみることにしましょう。
「キャンセル処理いたします」とは?
既に取り交わされた契約や予約について解除や破棄することを表す「キャンセル」を用い、契約破棄などの作業を事務的に始末していくことを丁寧に伝える言葉です。
「キャンセル処理いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
商品の購入やサービスの利用などの場面では、利用者側や会社の都合によってキャンセルがされることがあります。
その際に会社や店の側が契約解除などを、事務的に対応していくことになり、それを顧客や上司などに伝える時に「キャンセル処理いたします」と口にするのが通常です。
キャンセルはカタカナ語であるために若干カジュアルな印象があり、別の言葉に言い換えて行く必要があるかも知れません。
「キャンセル処理いたします」を使った例文
・『ご連絡をいただきましたので、本日中にキャンセル処理いたします』
・『キャンセル処理いたしますので、もう一度ご予約ください』
「キャンセル処理いたします」の類語や言い替え
「解約処理をいたします」は、結んでいる契約を破棄する意味の「解約」を用いた形になります。
「取り消し処理いたします」は、キャンセルを意味する「取り消し」に言い換えた形です。
「ご利用を中止させていただきます」は、サービスなどを使うことを取りやめる意味の「ご利用を中止」と、させてもらうの謙譲語「させていただく」を併せた言い方になります。
まとめ
契約などについて解除することを相手に伝えていく言葉が、「キャンセル処理いたします」なのでした。
キャンセルと言うと軽い印象になってしまうので、敬語として相応しく変える必要性が出るかも知れません。
その時には「解約処理をいたします」などの形にしてみるのが良いです。