「丁度」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「丁度(ちょうど)」とは?
「丁度」には5つの意味が含まれています。
1つ目は「ある基準に過不足なく一致する様」、「きっかり」、「ぴったり」、「きっちり」、2つ目は「ある物事が機体、目的に上手く合う様」、「折よく」、「都合よく」、3つ目は「ある物事がその時まさに行われている様」、4つ目は「そっくりそのままある物事に例えられる様」、「まるで」、「さながら」、5つ目は「酒などの分量が多いさま」、「たっぷり」、「十分に」という意味を表します。
「丁度」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「丁度」は「ベストなタイミング」や「きちんと合致する」というニュアンスで使われます。
例えば、顧客が求める製品がその時期まさにセールとなっている時に「お客様、そちらの製品なんですが丁度今セール中となっております」のように使用することができるでしょう。
また、予定の時間ぴったりに到着できそうな時に「○○時○○分丁度にそちら到着できそうです」のように使用することもできます。
「丁度」は日常会話でも頻繁に使用されている表現ですが、かしこまった場面や目上の相手に使用しても失礼とならないので非常に汎用性の言葉であると言えます。
「丁度」を使った例文
・『ご注文の商品ですが、丁度ご指定いただいた時間にお届けすることができそうです』
・『○○の信号を曲がったところに当店がございますので、お気をつけてお越しください』
・『今、丁度○○さんから電話があったので、折返してもらってもよろしいですか?』
・『これを持ちまして丁度商品が売り切れとなりました』
・『丁度来月から新しい人員が補充されるので、皆さんの方でもサポートの程よろしくお願いいたします』
・『この備品のハードウェアは購入してから丁度10年が経つので、そろそろ買い替え時かと思われます』
「丁度」の類語や言い替え
「丁度」と同じような意味を表す類義語には「きちんと」や「正に」、「正確に」、「ずばり」などがあります。
まとめ
このように「丁度」は「きっかり」や「ぴったり」のようなニュアンスで使用される言葉ということでした。
「丁度」は敬語表現のみならず日常会話でも頻繁に使われる言葉です。
非常に使い勝手の良い言葉なので、ぜひこの記事を参考に活用してみてください。
