この記事では「予算の都合上」について解説をします。
「予算の都合上」とは?意味
予算の関係で、という意味です。
「予算」には、ある事柄をするために、あらかじめ必要な金銭を計算すること、またその金額という意味があります。
「都合」は、何かをするときに他に影響を与える事柄です。
「上」は名詞につくと、〜に関して、〜の面でという意味になります。
「予算の都合上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、あることをする際に予算が影響を与えるときに用います。
この後には、「予算の関係でこういったことになります」という意味の言葉が続きます。
たとえば、あるイベントを開催することになったとします。
このイベントをどの会場で行おうか決めることになりました。
なるべく交通の便がよく、多くの人を収容できる大きな会場がよいのですが、そのような場所は借りるための費用が多くかかってしまいます。
会場を借りるための予算にも限りがあるので、費用のことを考えながら会場を決めなければなりません。
「この場所がいいな」というところはあったのですが、そこは借りる料金が高いのでやめることにしました。
このことを「予算の都合上、その会場はやめました」のようにいいます。
予算の関係であるものをあきらめることになった、本当はこちらがよいけれど別のものにした、といった場合に使われることが多いです。
「予算の都合上」を使った例文
・『予算の都合上、このような設計になりました』
「予算の都合上」の返答や返信
「このようになりました」という意味の言葉が後に続くはずなので、その話を読んだり聞いたりしましょう。
それに対しての返答をします。
たとえば、予算の関係でこの会場にしたいのですがどうですか、と尋ねられたとします。
その場合は、その会場でよいのか、別のところがよいのかを答えます。
何かをすることはやめましたという場合は、その報告を聞いておきましょう。
相手が伝えてきた事柄に意見があるなら、自分の考えを伝えてみてください。
他人の意見が役に立つことがあります。
まとめ
この言葉は、ある事柄をするために予算が関係してくるときに使用をします。
予算の関係でこれはやらないことにした、別のものにしたといったときに用いるものです。
