この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「今年度も残すところわずかとなりました」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「今年度も残すところわずかとなりました」とは?
「今年度も残すところわずかとなりました」のフレーズにおける「今年度」は「現在の年度」を意味する言葉です。
次の「残すところ」は「残す日」を指しています。
そして最後の「わずかとなりました」は「少しになった」との意味の丁寧な表現です。
したがって、「今年度も残すところわずかとなりました」のフレーズは「現在の年度も残す日が少なくなった」といった意味の敬語表現となります。
「今年度も残すところわずかとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今年度も残すところわずかとなりました」における「今年度」は、先に「現在の年度」と説明しましたが、ここで使われている「年度」は、暦上の1月〜12月の「年」とは別で、会社の決算期をもとにした1年の単位で、4月〜翌年3月を年度とする会社が一般的です。
このフレーズは、取引先の方や社内の方に対する、年度末の挨拶メールでよく使われるものです。
暦の年末の挨拶と同様に、1年間お世話になった感謝を述べ、次の年度もよろしくとの意味で送られるものです。
暦の年末の挨拶では、年末年始の営業日等が添えられることも多いですが、年度末は人事異動が多い時期なので、こうした異動に伴うスケジュール等が添えられることが多いのが特徴と言えます。
また、この年度末の挨拶メールは、年度末である3月31日の1週間程度前に出すのが適切と言えます。
「今年度も残すところわずかとなりました」を使った例文
・『今年度も残すところわずかとなりました。来期もよろしくお願い申し上げます』
・『今年度も残すところわずかとなりました。この1年も格別のご高配を賜り、誠にありがとうざいました』
「今年度も残すところわずかとなりました」の類語や言い換え
「今年度も残すところわずかとなりました」言い換えとしては、「本年度も残りわずかとなりました」や「本年度も残り1週間となりました」等が挙げられます。
まとめ
「今年度も残すところわずかとなりました」のフレーズは「現在の年度も残す日が少なくなった」といった意味の敬語表現です。
このフレーズは会社の決算年度の年度末(多くの会社では3月末)の挨拶メールでよく使われる表現です。