この記事では、「余談ですが」の使い方に関して解説します。
「余談ですが」とは?
「余談ですが」のなかの、「余談」は「余った話」という意味で、「本題とは関係ない話」ということになります。
それに「です」という丁寧な語尾と、「が」という逆説の接続語がついています、したがって、繋げると「関係ない話なのですが」という意味になります。
これをさらに平易な言葉にすると「かんけいないけど」になるでしょう。
英語で表現すると“by the way”や、“on a side note”などがそれに当たります。
「余談ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「余談ですが」をビジネスで使用する場合には、言うまでもありませんが、これからしようとしている話を、本当に今話す必要があるのかということを自分に問いかける必要があります。
多くの人は、「本題に関係ない話ならしないでくれ」と思うのが当然です。
しかし、これが実際には、本題に関係ある場合もよくあります。
その場合には、このような表現は使わず、「お話しておきたいのは」という前置きをすべきでしょう。
「余談ですが」の正しい敬語表現
「余談ですが」には、かんたんな敬語表現である「です」飲み含まれているので、より高い敬語表現にする場合には、さらに別の言い方で、「余談ではございますが」のように変えることができるでしょう。
「余談ですが」を使った例文
・『余談ですが、こちらの商品はわたしが開発しました』
・『余談ですが、バービ―人形の名前は創業者の娘のバーバラから来ています』
「余談ですが」の類語や言い替え
「余談ですが」の類語としては、「ちなみに」、「ついでに申し上げると」、「ところで」、「ついでながら」というものがあります。
まとめ
この記事では「余談ですが」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「余談ですが」を使ってみてはいかがでしょうか。